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Accuphase C-3800の試聴会を行いました。
暑い中、大勢の方にご来場を頂きましてありがとうございます。1時30分の開場でしたが、既に1時前に開場を待っていらっしゃる方がちらほら。集まっていただいた方の熱意を感じます。
今回の試聴機器ラインナップは、入り口から順に
Accuphase DP-700
Accuphase C-3800 比較参考にC-2810
Accuphase A-65 及びM-6000x2台
聞くところによると、C-3800の試聴会は今回が始めて。最初なんだそうです。アキュフェーズという会社は大変まじめな会社で、新製品の出荷が開始した後でないと、試聴会は行わないのだそうです。
C-3800は6月の最終週から出荷を開始したので、タイミング的に最初の会になったのでありました。
だからなのか?説明をしていただいた鈴木さんは色々なものを持参してくれました。最初に見せていただけたのは電源トランス。これが左右独立で2個入っています。ちなみに貼付されていたシールには「試作3回目」が暗号?で、書かれていました。読み方を教えてもらったので、自信満々に書いているわけですが、、、。
次にみせてもらったのがこのプリント基板。テフロン材を使った高級なもので、高周波用なら分かるけど、ここまでの特性がいるの?と思っていたら、第一に長期に渡っての耐久性が優れているのだそうです。なるほど。
他にもアルミ削り出しのブロックに取り付けられたボリュームユニットなどを見せてもらいました。写真を撮りそこなったのですが、この削りも大変にきれいで、3軸のNC加工を施されていました。普通に考えたら、絶対やらないですよね。このベースが有ったがゆえに、操作の感覚が大幅に向上しています。この辺の手法は高級機でないと出来ませんね。
鈴木さんの分かりやすい説明と、幅広いジャンルの音楽で会は進行していきます。
さてさて、肝心のの音質はどうだったのでしょうか?皆さんのお察しのとおり、ご来場いただいたお客様からも賞賛のお言葉を頂きました。各雑誌に書かれているレヴューの信憑性は高いな。そういう印象です。
コントロールアンプを良くすると、スピーカーの駆動力が大幅に増し、特に低域の量感も、分解能力もビックリするほど向上します。まさしく、ゆとりを感じさせる音質で、強調感が無い為、それこそ何時間でも音楽を聴きたくなります。
聴感上のS/N比が抜群に良い為、聴きなれたソースから新たな発見があります。コントロールアンプを交換して、どうして情報量まで増えたように感じるのか?私の能力では説明がつきませんが、でも、事実としてそう感じます。
誇張感が無く、また分解能も良い為、音量設定が自由自在です。これもオーディオならではメリットで、再生音量が聴き手にゆだねられているわけです。真剣に聴く時も、ながらで聞き流す時も。あるいは大音量で気合を入れているときも、小音量で神経を集中させる事も。まさに自由自在です。
今まで聴いたことが無いほど高品位の再生音を、言葉でお伝えするのは困難ですから(だって、例えば~。と、例えるものが無いのですから)最終的には聴いていただくのが一番です。試聴会を終了しましたが、展示機の用意が整いましたので、どうぞご試聴下さい。つわもの揃いのライバル機と音質比較しながら好みの一台を探すこと。それはそれは楽しい作業でしょう。
最後に試聴に使ったB&W 802Diamondの高性能ぶりも印象的でした。ユニットが全面的に刷新され、ネットワークにもその改良が及んで、その効果は想像に難しくありません。一言で表すならば「よく鳴る」スピーカーに変貌した。と言ってもいいかも知れません。
このコーナーの担当は朝倉でした。
終了しました。たくさんのご来場ありがとうございます。
たくさんのご来場ありがとうございます。用意させていただいた椅子プラス2名様のお越し頂きました。少々狭い会場でしたが、お楽しみいただけているでしょうか?
ここから3連続写真です
10分前です。ほぼ時間に比例してご来場いただいております。
本日の予定ですが14時スタートで前半の一時間はA-65を用いての試聴。後半の一時間はモノラルアンプのM-6000に切り替えての試聴です。16時くらいに小休止をした後、C-3800とC-2810の比較試聴を行ないます。
この写真は解説をしていただいているアキュフェーズの鈴木さん。ちょうどC-3800の説明を行なっている最中です。
このページを見ていただいていらっしゃる方でも、急げば間に合う方もいらっしゃるのでは?16時からはC-3800とC-2810の比較試聴ですよ。
サヤってなんだ?そう、新進気鋭のブランドです。実は朝倉も知りませんでした。事は一人の紳士が来店した事に始まります。名刺を頂くと「千葉県~○○ ○○氏」県庁の職員の方?ここはオーディオショップ。いったいどんな用件でしょうか?
「千葉県で、優れたものつくりをしている企業をバックアップしようとしていて、製品の紹介をするためにやってきた」なるほど、そういうことでしたか!県の審査で優秀賞をおさめた製品ならば、変なもので無い事は確か。でも、それを判断する元が無ければいかんともしがたい。早く製品なり、資料なりを見せて下さい。

「千葉県で、優れたものつくりをしている企業をバックアップしようとしていて、製品の紹介をするためにやってきた」なるほど、そういうことでしたか!県の審査で優秀賞をおさめた製品ならば、変なもので無い事は確か。でも、それを判断する元が無ければいかんともしがたい。早く製品なり、資料なりを見せて下さい。
と、言う事で、数日後に製品を持ち込んでいただけました。前もって頂いた資料は、技術解説の比重が高く、理解するのに時間がかかりそうだったため、自宅にもって帰って予習をしました。これで、どうやら恥はかかずにすみそうです。それにしても、理論を突き詰めて行く歯切れのいい文面。30年くらい前の、オーディオ全盛期的な勢いを感じさせます。見せてもらう前から期待が高まります。
滞在予定時間が一時間くらいしか取れなかったので、やむを得ず大急ぎのセッティング。床に直置き、プリの上にCDを載せて。とにかく早く音を聴いてみたい!!
最初に感じる事は、びっくりするくらいにS/N比が高いです。これは誇張ではなく、今まで聞いたことが無いくらいのレベルです。それと、回路規模や出力の大きさに対してコンパクトな外観が印象的。この辺にも同社の特徴があるようです。

それでは個別に見てゆきましょう。先ずはコントロールアンプのSC1000から
それでは個別に見てゆきましょう。先ずはコントロールアンプのSC1000から
SC1000
必要なチャンネル数のユニットアンプを搭載した構成。2チャンネルから8チャンネルまで任意の設定が出来ます。もちろん、2チャンネルで運用しているものを後から6チャンネル化することも、8チャンネル化することも可能です。このために開発された超低歪、超低雑音、高速広帯域を獲得したディスクリート構成のオペアンプモジュールをを信号経路に採用。最大容量の8チャンネル分のモジュールスペースに6チャンネル分が実装されていした。このアンプモジュール一つ一つに入力端子(5系統)、出力端子(プリアウト2系統、レックアウト1系統)を設け、音楽信号はアンプモジュールの外に出ません。ボリュームコントロールも独創的。アンプモジュールを入力側と出力側にそれぞれ1台づつ用い、間にアッテネーターを挟んだ構成です。またこのアンプモジュールはゲイン可変型でトータル575ステップの音量調整を可能にしました。
アンプモジュールを見せていただくと、本当に実装密度が高く、びっくりです。だから、ごく普通のサイズでありながら、これだけの回路規模と多チャンネル化を図れたのであろうと思います。ジャンパー線やPCボードに載っていない配線類が0に等しく信頼性や耐久性にも有利です。入出力の切替など、全てのスイッチ動作をリードリレーで行なっています。これは半導体スイッチを使うと歪が発生するからなのだそうです。そして最大8チャンネルまで実装できるマルチチャンネル機でありながら、DSPを使った音場補正、創成は一切行なっていません。あくまでも再生音の高品質化に特化して開発されているのです。もちろん、リモコンでの操作が可能です。
アンプモジュールを見せていただくと、本当に実装密度が高く、びっくりです。だから、ごく普通のサイズでありながら、これだけの回路規模と多チャンネル化を図れたのであろうと思います。ジャンパー線やPCボードに載っていない配線類が0に等しく信頼性や耐久性にも有利です。入出力の切替など、全てのスイッチ動作をリードリレーで行なっています。これは半導体スイッチを使うと歪が発生するからなのだそうです。そして最大8チャンネルまで実装できるマルチチャンネル機でありながら、DSPを使った音場補正、創成は一切行なっていません。あくまでも再生音の高品質化に特化して開発されているのです。もちろん、リモコンでの操作が可能です。
今度はパワーアンプです。こっちも電圧増幅段はSC1000と同じアンプモジュールを使っています。出力段は純A級、5パラレルのMOS-FETを採用。良く見るとこのMOS-FETもカスコード接続して信号電圧に起因するインピーダンス変化を抑え込んでいます。A級動作領域はノーマルで76W、ローパワーモードで18W、クリッピングパワーは両モード共に105W。これだけ規模の大きいアンプでありながら、重量は38.3kg。サイズももちろん標準的(出力を勘案すれば小型といってもいいでしょう)です。このパワーアンプ、チャンネルデバイダー機能が搭載されています。スロープ特性は-6dB、-12dB/octのローパス、ハイパス、バンドパスに対応します。複数台のSP2000を用い、チャンネルデバイダーの追加無しでマルチチャンネルアンプを構成可能です。冷却は速度可変のファンを用いた強制空冷。特にローパワーモードではファンの回転も少ないため極めて静粛な仕上がりです。
さあ、それでは聴いてゆきましょう。出だしの部分でも書いてしまいましたが、とにかく抜群のS/N比が印象的です。ほとんどノイズが無いかの様です。もちろん、アナログマスターのソースではテープヒスが出てくるのですが、多分、トランジェントが抜群にいいのでしょう、演奏が始まった瞬間に気にならなくなってしまいます。それと、奥行き、広がりといった空間の表現が抜群です。同様にチャンネルセパレーションも最高とも言っていいレベル。いただいた資料にも書いてあるのですが、「アンプから見た音楽情報とは周波数スペクトルと位相情報を持った電気信号である」を裏付けるように抜群の表現力を発揮しています。接続するスピーカーもいくつか試してみましたが、良い意味で鈍感。つまりスピーカーの適応範囲がとても広い印象です。
これは設計者の考え方なのかも知れませんが、信号系は全てRCA端子のみに対応しています。XLR端子の装備はありません。それから、主に海外製の極めて値の張る部品は見当たりません。そのせいかどうかはわかりませんが、染み入るような瑞々しさとか、叩きつけるような馬鹿力といったような要素は、短時間の試聴では残念ながら感じる事が出来ませんでした。
それにしても、どうしてこんなに高い技術レベルの製品をリリースできたのか?本当にビックリしました。しかも「株式会社サヤ」としてはこれが最初のオーディオ機器です。いったいどうしたことかと尋ねてみると、なるほど、大手のオーディオメーカーに在籍していたエンジニアの方だったんですか。そうでなければ、プロフェッショナルな仕事は出来ませんよね。何しろ金属加工のメーカーから始まって、パーツメーカー、商社とある程度つながりが無いと出来る範囲はどうしたって狭くなってしまうではないですか。
反対に朝倉がどうしちゃったの?と感じる点もいくつかあります。コントロールアンプのSC1000ではどうして2ch専用機にしなかったのだろうか?パワーアンプのSP2000ではどうしてチャンネルデバイダーを搭載してしまったのだろうか?そして、なぜ両機種ともXLR端子を装備しなかったのだろうか?オーディオが好きな方は純粋な方が多いから、「マルチも2chも対応」では、やはり納得が出来ないことが多いと思うのです。
何しろ最初の製品ですから、開発者の思うがままに製作されたのでしょう。逆にピュアな技術指向を感じてしまいます。
どうやらサヤでは第2弾の製品を検討始めているようです。まだまだ、いつかは申し上げられる時期ではありませんが、今度はプリメインに挑戦したいとおっしゃっていました。これに関しては私、朝倉も色々と要望をさせてもらいましたので、今から製品化が楽しみです。きっとすごいものが出来上がると思いますよ。
詳しい情報は、メーカーホームページ http://www.saya-audio.com/ でごらん下さい。
このコーナーの担当は朝倉でした
アキュフェーズ C-3800を聴きました。
ついに、といいますか、とうとう発表されてしまったアキュフェーズのトップエンドモデル。
価格は1,785,000円!本当にこの価格に見合った性能なのか?
最終試作機を聴かせてもらった印象をレポートします。
価格は1,785,000円!本当にこの価格に見合った性能なのか?
最終試作機を聴かせてもらった印象をレポートします。
その前に、製品の概略を紹介しましょう。
■ AAVAが2回路平衡駆動の[Balanced AAVA]になり入力から出力まで完全なバランス伝送を実現しました。
■ 更にAAVAの上位2ビットの「V/I変換アンプ」をパラレル駆動し一層の低雑音化。これにより全体で36個のV/I変換アンプを搭載しています。
■ また、AAVAのボリュームセンサーボディもアルミブロックを削りだしてオリジナルに製作。操作感覚も高級で、併せてより緻密な位置検出が可能になりました。
■ 構成はラインレベル専用。フォノイコライザーの追加、内蔵には対応しません。スペースの余裕が生まれた内部を生かし、非常に贅沢なつくりの製品に仕上がりました。
■ 電源トランスも左右独立で2個搭載。巻き線だけの独立ではなく、鋳造のアルミケースに入れた高効率のトロイダルトランスを本当に2個積んでいます。
■ プリント基板も「ガラス布フッ素樹脂基材」を採用。特に高周波の放送機器や測定機器に使われている材料で、信号の伝播速度が速く、損失が少ない特徴があります。
■ 入力はRCAが7系統、XLRが4系統。出力はプリアウトがRCA 2系統、XLR 2系統。レコーダー 1系統を持っています。
■ 電源コードまでも新開発。極太のOFC導体を採用。
さあ、お待ちかねの試聴タイム。もう音が出て数秒で、これはすごいと思いました。何しろ深みとゆとりが違います。質が1ランクも2ランクも上がっています。今まで気が付かなかった音が聞えてくるではありませんか。この音なら本当に何時間でも聴いていたと思います。さらに言わせていただけるなら、アキュフェーズファンの人にも、アンチアキュフェーズの人にも聴いて欲しいです。ここまで来るとアッセンブルする技術がどうのこうのはあるでしょうが、明らかに使用部品の高級化が一番に効いているような気がします。これは高価格な品物で無いと出来ない手法だ、本気でそう思いました。
それでは、もう少し詳しく見てゆきましょう。
最初に気が付いたのはボリュームの操作感覚。AAVA方式はボリュームそのものには音楽信号は流れないので、どんな部品を使っても音質は劣化しません。しかし、操作感覚はボリュームで大きく左右されます。他社の例で申し訳ありませんが、SONY TA-DR1(a)、DENON PMA-SA1、同 PMA-SX はアルプス製の高級ボリュームを採用して、抜群の操作感覚を出しています。アキュフェーズ製品で過去を振り返ればC-280V、C-290、C-290Vこの3機種はボリュームの操作感が抜群に良い機種です。こちらは松下通信工業(当時)製の高級部品を採用していました。でも、残念ながら同じ部品は生産完了の為、現在では入手できません。(修理用の部品ストックはありますよ)ならば、作ってしまえ。と、言う事で、アルミブロックを削り出した堅牢なベースにマウントされた部品を生み出してしまいました。回した感覚が良いだけでなく、無限小からわずかに上げた位置からスムーズに音が出始めて、これもびっくりしました。感覚的な性能のみならず、部品の精度も極めて優秀。それによって音量調整の有効回転角も増加して、微細な操作も難なく受付ます。そうですよね。AAVAは2の16乗だから65,635ステップの音量調整が出来るのです。
それと、聴感上のS/N比が極めて高い。あのC-2810を凌駕するほど高純度な音質。いったいどうやってプラスアルファのS/N比を稼いだのか?説明を聞いて納得できました。それはAAVAで使っている16個のV/I変換アンプの上位2個を並列駆動したそうです。なるほど、2個並列に使うと信号電流は2倍になりますが、雑音電流は√2倍ですからS/N比は√2倍改善されると言う寸法ですね。√2倍=3dBの特性向上です。実際は16組あるV/Iアンプの組み合わせが変わる関係で3dBまでは良くなりませんが、一番影響力の大きい上位2bitをパラレル化したのはさすがです。16個の内、2個がパラレル使用だから18個。それを+と-のバランス使いだから倍の36個ものアンプを音量調整に為に使っているわけです。こりゃあ大変だ。ここまでコストを掛けられる機種だからこそ実現できたのではないでしょうか。
ここまで大規模な構成をとったため、フォノEQアンプの入るスペースは無くなってしまいました。したがって、アナログレコードを再生するときは外付けのフォノEQアンプが必要になります。アキュフェーズとしては先に発売した「C-27」を使って欲しいと考えているようです。
鋳造アルミのケースに入った電源トランスが2個。左右独立に使われています。容量的にはちょっとしたプリメインアンプ並みの容量を持っているかのようです。さらによく見るとトロイダル型のトランスです。変換効率が高く、同じ容量なら他の形式より小型、軽量におさまり、インピーダンスも低く出来る高級型です。リング型のコアにコイルを巻いて製作するのですが、コアに切れ目が無い為巻く工程にはどうしても手間がかかります。安く生産するには不向きな方式です。その高効率トロイダル型採用してこのサイズですから「過剰」ともいえるくらいの容量です。きっとこの大きさも、音質を追求する過程で導き出された大きさなのでしょう。
更に内部を観察するとトランスや基板類が堅牢に固定されている事に気が付きました。これも生産コストに直結する部分ですが、あくまで音質を第一優先で固定の場所や方法を決めているように思いました。闇雲に強固に取り付けても、いい音質にならないことも多く、やはりここも経験がモノをいう部分。そういう視点で内部を観察するとやはりよく考えられています。いちいち説明はされませんでしたが、「当たり前」のこととして機構設計されていました。作る側からすると工程数が増えて大変でしょうね。
音を聴かせていただいている時に、もう一つ気が付いた点が。出力のケーブルをかなり延ばしても、音質劣化が最小限で抑えられています。プリアンプの出力を伸ばしてパワーアンプをスピーカーの近くに置くセッティングも容易です。本当にしっかりした出力を持っていると感心しました。
気が付いた点を順に列挙させてもらいましたが、他にも優れたところがたくさんあります。が、私のつたない文章では全部をお伝えするのは到底無理。やはり、聴いていただくのが一番。
そこで、試聴会のお知らせです。
7月3日(土)14時~16時
オーディオユニオンお茶の水店向いのお茶も水クリスチャンセンター地階にて。
また、C-3800の展示品は7月上旬に導入予定です。
厳しく、確かな選択眼をお持ちの皆様に見て、聴いて頂きたいと思うのであります。
このコーナーの担当は朝倉でした。
「いい音を創る」試聴会のご報告
おかげさまをもちまして大盛況でした。お忙しい中ご来店いただきましてありがとうございます。実を申せば私、朝倉も「CRYSTAL BASIC」は聴くのが始めて。それでも製作された前田さんとは旧知の間柄(よく考えたら、ほぼ30年前からの知り合い!歳をとったものです)ゆえ、間違いなく水準を大きく越える音質であろうと推測し、安心して今日を迎えたのでありました。
詳しい内容に関しては雑誌の記事をご覧頂くとして、聴いた印象をご報告致します。中音域を中心に若干のキャラクターは感じるものの、伸びきった高域。サイズから想像するよりはるかに豊かな低域が大きな特長。能率と耐入力を犠牲にしたこれ見よがしな低音ではありません。中音域の音色をそのままに、適切なダンピングを持った質の良い低音です。ドロンコーン方式はバスレフ方式に比べてよりキャビネットの容積を減らす事が出来ますが、反面駆動するスピーカーに力が無いとしまりの無い(だらしない)低音になりがちです。でも「CRYSTAL BASIC」は違います。強力な磁気回路を持っている事がすぐに分かるほど実に良い塩梅で鳴っているのです。それと、通常のウーファーをドロンコーンに使っているのも音を聴いて納得。適度に電磁制動を効かせた、つながりの良い、素直な低音です。びっくりしました。もちろん、ユニットの構成だけで無く、キャビネットの大きさ、寸法比、フレームのマウント方法。更にはネットワーク部品の選定に至るまでベテランマニアのノウハウがぎっしり詰まったスピーカーです。
ものを作るホビーとしてのオーディオは実に楽しいものですが、一度出来上がってしまうとつい巷に売られている製品の高い完成度の前で、色あせて見えてしまうこともあるでしょう。でもご安心下さい。こと「CRYSTAL BASIC」に関しては性能の面での引け目はいっさいありません。後は、時間をかけて丁寧に作りさえすればルックスの面でも市販品を凌駕する可能性すらあると思います。お薦めします。作って見ましょう!
さて、当日は飛び入り参加のスピーカーがありました。FOSTEX社の新しいユニットFE83Enを用いたシンプルな小型スピーカー。でもよくみると2本の円筒形のバスレフダクトも単に穴が開いている普通のモノではありません。必要な低域の増強作用以外の不要な高域の漏れを抑制する工夫も施され、製作者田中さんの執念を感じます。音質も実に良い!私、朝倉は人の声を聴かせたら「FE83」は天下一品!だと思っているのですが、料理が上手いと更においしく聴かせてくれることを実感。ダクトからの不要な放射音が抑えられている為、実に透明感の高い音質。フロントにダクトを開けたシステムならではの力強さと、しなやかさが両立しています。また、ネットワークも介在しないフルレンジの大きなメリットで鮮度も抜群。これは良い。
こんなに褒めると眉につばを付けられそうなので、欠点も挙げておきましょう。周波数レンジは広大ではありません。低音も高音も必要にして充分なくらいで、伸び切ってはいません。おなかに響く低音も、圧倒的な大音量も無理です。でも、よく考えたらこれは欠点ではなくこのスピーカーの性格なんですね。つまり、性格に合う使い方を考えてあげましょう。
自作まではちょっと?と二の足を踏んでいる方。もっと手軽に楽しめます。FOSTEXではキャビネットを売っているのです。始めて挑戦するのにお薦めはEシリーズ。これを使えば+ドライバーでネジを4本締めるだけ。わずか5分(左右だと10分位か?)FE-83nを楽しめます。もちろん、良い木材を使いていねいに組み立てればキットのキャビネットよりいい音がするに決まっています。でも、たとえ100点ではなくても90点だとしてもやってみるのと、みないのでは、その差はとても大きいと朝倉は思うのです。シンプルなシステムの素直な音質も聴いて見て下さい。お薦めします。
Fostex社製 スピーカーユニット FE83En + キャビネット E82B の注文は当店まで。
コマーシャルもしないと会社に怒られちゃいます。
こんなに褒めると眉につばを付けられそうなので、欠点も挙げておきましょう。周波数レンジは広大ではありません。低音も高音も必要にして充分なくらいで、伸び切ってはいません。おなかに響く低音も、圧倒的な大音量も無理です。でも、よく考えたらこれは欠点ではなくこのスピーカーの性格なんですね。つまり、性格に合う使い方を考えてあげましょう。
自作まではちょっと?と二の足を踏んでいる方。もっと手軽に楽しめます。FOSTEXではキャビネットを売っているのです。始めて挑戦するのにお薦めはEシリーズ。これを使えば+ドライバーでネジを4本締めるだけ。わずか5分(左右だと10分位か?)FE-83nを楽しめます。もちろん、良い木材を使いていねいに組み立てればキットのキャビネットよりいい音がするに決まっています。でも、たとえ100点ではなくても90点だとしてもやってみるのと、みないのでは、その差はとても大きいと朝倉は思うのです。シンプルなシステムの素直な音質も聴いて見て下さい。お薦めします。
Fostex社製 スピーカーユニット FE83En + キャビネット E82B の注文は当店まで。
コマーシャルもしないと会社に怒られちゃいます。
このコーナーの担当は朝倉でした。